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でもこういうネタ見つけるとブログに書きたくなっちゃう不思議!


2008年にUCLA(米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のチームが、真空中でセロハンテープを秒速3センチメートルの速さで剥がすことでX線撮影が可能な強度のX線が発生したことを観測し、ネイチャー誌に発表した。

ウィキペディアより。
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http://mainichi.jp/select/science/news/20100111k0000m040111000c.html

原子:結びつき、観察に成功 産総研が世界初

 分子を構成する原子が、隣の分子の原子と結びつく様子を、電子顕微鏡で観察することに、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の越野雅至(まさのり)研究員(電子顕微鏡学)らが、世界で初めて成功した。英科学誌「ネイチャー・ケミストリー」のオンライン版に11日、論文を発表した。

 越野さんたちは、炭素原子がサッカーボールの形に並んだ分子「フラーレン」(直径約1000万分の7ミリ)2個を、炭素製の極細チューブ(カーボンナノチューブ、同約1000万分の15ミリ)に入れ、二つの分子が化学反応で融合する様子を観察した。

 当初は、両分子の炭素原子のうち1個ずつか2個ずつが結びつくが、時間とともに分子が回転して原子6個ずつの結合へ変わってゆく様子が観察できた。顕微鏡画像のゆがみを防ぐ装置を使って原子1個ずつの観察に成功。化学反応を起こす分子は動き回って観察しにくいが、炭素チューブに閉じ込めることで動きを制限できた。【高木昭午】

〓以上引用〓

ナノチューブは炭素で出来た細長いカプセルみたいなもん。
ナノチューブの中にフラーレンを入れたものをピーポッド(さやえんどう)って言う。
どうやってフラーレンをいれるかっつーと、おそらくカプセルの両端をぶった切って、フラーレンがいっぱいある場所においておくだけで、基本的には勝手に入って行ってくれるはず。正しくは知らんがw

まぁ、ピーポッドの作り方なんてどうでも良いんですよ。
言いたい事は、カーボンナノチューブってのは強度高いから軌道エレベーターに使えたり(実際使えるかは謎であるが)、燃料電池の為に水素を安定して運べたりするんじゃないかと、主にそういう応用的な事に注目を集めているけれども、使い方によってはこういう物理原理に切り込んだ研究もできるんだよって事です。
HN:
rom
年齢:
36
HP:
性別:
男性
誕生日:
1988/03/26
職業:
博士学生
趣味:
バイクと,すこし物理
自己紹介:
物理屋になりたかった元大学生とSV1000Sというバイクが,進化しました.
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